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成功は失敗の母・成功が失敗を生む時

シストラット流、非真面目なゲーム・メーカーひとことコメント

ちなみに、各メーカーのコメントをすると以下のようになります。

●オールマイティメーカー群

レーシングだろうが、格闘ゲームだろうが、ほぼすべての分野にゲームを出し企業規模も大きい、ナムコ、コナミ、(ハドソン)。悪く言えば企業カラーが全く見えない。

●一定の分野では滅法強いメーカー群

▼「信長の野望」等の歴史シミュレーションならコーエーの独壇場

▼格闘ゲームの元祖「ストリートファイター」のカプコン。でも「元祖」のまま (笑)。
 (ただし、最近は「バイオハザード」のカプコンでもある)

▼RPGなら右にでるものがいないスクウェア

▼ガンタム等キャラクターモノなら、質の善し悪しは問わず何でも扱うバンダイ

▼ドラクエが発売されない年は売上が3分の1にいつもなってしまうエニックス
  (RPG「スターオーシャン」の人気で多少はマシになったが)

●自社ハードのソフト部門

▼セガのゲームを一手に引き受け「ざるをえない」セガAM研

▼良質なゲームを出すもののハードの勢いがない任天堂

▼いろんなものに手を出しすぎて何が何だか良く分からないソニー

●一定の分野で2番手以下だが、根強いファン層を持つメーカー群

▼RPG「女神転生」一本やりのアトラス。「REBUS」が5万本しか売れなかったのは個人的にショックな出来事
(実は、プリクラで大ヒットを飛ばしたメーカーとしてその道では有名)

▼競馬シミュレーション「ダービースタリオン」しか売れないアスキー

▼よせばいいのにビジネスソフトに手を出して一度倒産した「ぷよぷよ」のコンパイル

▼「電車でGO」の大ヒットで息を吹き替えした老舗タイトー。東京六本木の痴漢パブで名前をパクられたのは良かったのかどうか (良いわけないですよね (笑))。

●その他のメーカー群

その他、ユニークな存在として、開発に失敗したゲームを安く買い叩き、作品数だけを揃えるという黒い噂の絶えないイマジニア、最初は「Dの食卓」で頑張ったが口が災いを呼んだ飯野賢治率いるワープ、職人気質で黙々と「街」や「風来のシレン」等、中ヒットだけど良質な作品にこだわる中村光一率いるチュンソフト等がラインナップされます。

(ゲーム大賞を取った「伝説のオウガバトル」のクエスト、良く分からないけどおもしろいカルトなファンを持つ「メタルマックス」のデータイースト、ネオジオのソフトを一手に引き受ける SNK、「ルナティックドーン」等ユニーク過ぎてついていけないソフトも多いアートディンク、お子様向けのトミーとタカラ、なぜか任天堂やプレステにほとんど作品をリリースせずサターンやPCエンジンの傍系ハードで頑張る「サクラ大戦」のレッドカンパニー等がリストに入っていない、とお怒りの読者は読者の声にてお願いいたします(笑))

【注】「伝説のオウガバトル」のメーカー名は読者の方のご指摘で修正しました。