readers' voice

励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。

他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。
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この色は皆さんの声 (お返事なし)

Smoke or Die?【嫌煙権運動】99.4.1 掲載【その1】

 <匿名さん> 【「禁煙の広がり=健康志向の広がり」ではなかった】

        「かなりおもしろい」99.4.02

「禁煙の広がり=健康志向の広がり」と単純に考えていたが,そう単純なものでないことがわかった。喫煙者の立場からの考えで興味深かった。

 <TTakagiさん> 【ポイ捨てのマナーの悪さ】

        「????」99.4.02

>「森さん、独立したのはたばこが吸いたかったからでしょう」
>と友人に言われたことがありますが、半分は本当です。

私は逆に以前いた会社に全く喫煙に対する制限がなく、周りの人の吸うたばこに耐えられず(これだけの理由ではありませんが)会社を辞めました。近くで吸っている人がいるとのどが痛くなり、集中できないのです。

今回のテーマとは関係有りませんが、禁止されている駅構内での喫煙も、込んだ歩道での歩きたばこも毎日見ます。そしてその多くの人がポイ捨てしています。あのマナーの悪さはどうにかならないんでしょうか。


【お返事】

>私は逆に以前いた会社に全く喫煙に対する制限がなく、周りの人の吸うたばこに耐え
>られず(これだけの理由ではありませんが)会社を辞めました。

たばこを吸いたくて会社を辞めた人、たばこがイヤで辞めた人。良い意味でも悪い意味でも、たばこってインパクトのある商品だと思います。

>あのマナーの悪さはどうにかならないんでしょうか。

・・と言われてもお答えのしようがないのですが。
ごめんなさい。

 <別宮さん> 【たばこも社会コストを支払うべきなのでは】

        「かなりおもしろい」99.4.02

私は非喫煙者ですが、今回のコラムは大変面白く読ませてもらいました。
(中略)

今回のお話では可搬性がよい、という点が語られていました。その可搬性の良さからと手軽さから、タバコの投げ捨て、歩きタバコは平然と行われています。タバコを吸う人には、公共物(道路、環境)に対するモラルが、他の人よりも少ないんじゃないと常々思っています。

例えば車は、リサイクルや安全性の向上のため、昔からは考えられないコストを支払って製品化されています。タバコも当然そういうコストを支払うべきなのではないでしょうか? 個人的にはガンガン間接税をかけて、国庫に納めてもらいたいと思います。

というのは、非喫煙者のわがままなんでしょうか?


【お返事】

>からと手軽さから、タバコの投げ捨て、歩きタバコは平然と行われています。タ
>バコを吸う人には、公共物(道路、環境)に対するモラルが、他の人よりも少ない
>んじゃないと常々思っています。

正解です。
実際に喫煙者のモラルが低いかどうかは別にして、同じモラルであっても「それをしやすい」性質を持った商品であることは確かです。

>というのは、非喫煙者のわがままなんでしょうか?

はい。わがままです (笑)
冗談はおいておいて、たばこ税はすでに総額数兆円に及んでいます。
また、定価250円の半分が税金です。ですから、「ガンガン」かどうかは別にして、コストは支払っています。
また、公共施設でのスタンド灰皿の無償提供も年間数億円を越しています。
それで、足りない、というのなら話しは別ですし、クルマのコストは知りませんので比較はできませんが、別宮さんが思っていらっしゃるほど、低レベルではないと思っています。

 <moriさん> 【喫煙者の敵は喫煙者なのかも】

        「ややおもしろい」99.4.02

禁煙エリアが広がっているのは、人件費(清掃員)削減の面もあります。
マナーの悪い喫煙者がいると、他の喫煙者も必要以上に嫌われます。喫煙者の敵は喫煙者なのかもしれません。


【お返事】

>禁煙エリアが広がっているのは、人件費(清掃員)削減の面もあります。

ご指摘のとおりです。
たばこ税が清掃員の給与に充てられれば良いのでしょうが、数兆円のその税金の使い道が不明確なので、うやむやになっているところがありますものね。

>マナーの悪い喫煙者がいると、他の喫煙者も必要以上に嫌われます。喫煙者の敵
>は喫煙者なのかもしれません。

これは、同感です。
一部の人間の為に他の類似した行動をする人間が同じ評価をされる、というのはアメリカの黒人問題を例に出すまでもなく、人間の自然な心理ですから。

 <小澤さん> 【喫煙は気軽に一族のタブーを冒すストレス発散法】

        「かなりおもしろい」99.4.02

私にとって喫煙は、「悪いこと」若しくは、「親が不快に思うこと」(我が一族は、誰も煙草を吸いません)。よって、喫煙は、気軽に一族のタブーを冒すストレス発散法なのです。


【お返事】

おもしろいですね。
そういう捉え方もあるんですね。
喫煙の社会性ということでしょうか。

 <yoshiさん> 【では作り手はどうすればいいのか】

        「ややおもしろい」99.4.02

いつも楽しみに拝見しています。今回初めて返信しました。
森さんの思い入れの高さがよく文章にも表れていたように思います。
今回は「ややおもしろい」の評価にしました。
自分が非喫煙者だからでしょうか。ちょっと他人事という気持ちがあり、あまり身近な話題には感じませんでしたが、嫌煙者グループの活動をマーケティングの視点からみた分析はさすがでした。

わたしの回りの元喫煙者の中に奥さんに禁煙を宣言したはいいけれど、吸いたくても吸えなくて一人葛藤している人間がいますが、まさに、回りの環境に働きかけた戦略の結果だなぁと思います。

>巧妙な戦略を立てたところで、「人間」に側にそれを受け入れる心理的素地
>がなければ、失敗に終わるだけなのです。

という言葉が印象に残りました。では作り手はどうすればいいのかと。消費者調査を実施して、それに忠実に従うだけでもダメなような気がするし、商品のライフサイクルを考えてあきらめるのもどうかと思います。
いろいろ検討してみても結論はケースによって違うものなのでしょうね。
これからも楽しみにしていますので、お体には気を付けてがんばってください。

PS:もし機会があったら、長寿(ロングセラー)商品について取り上げていただけるとうれしいです。


【お返事】

>自分が非喫煙者だからでしょうか。ちょっと他人事という気持ちがあり、あまり
>身近な話題には感じませんでしたが、

ごめんなさい。
1つの事象をテーマにすると、どうしても興味の高低によって「温度差」が出てきてしまいます。
今回は、私という「喫煙者、しかも愛煙者の頂点のような存在」が「非喫煙者運動」を高く評価するという視点で、できるだけたばこを吸わない人にも身近に感じるような構成にしました。
必要上に私のたばこへの思い入れの高さを強調したのもそれが理由です (たばこが大好きなのは本当です)。ちょっとやりすぎたかも知れませんが (笑)

>嫌煙者グループの活動をマーケティングの視点からみた分析はさすがでした。

ありがとうございます。
今回は、非喫煙者の方々も記事の主旨をくみ取っていただいたので、ホッとしています。たばこというテーマはともすると感情的な問題になりかねないので、心配していたところもありました。感情的なコメントは本当に数通でしたので、読者の方々が大人で嬉しいです。

>という言葉が印象に残りました。では作り手はどうすればいいのかと。消費者調
>査を実施して、それに忠実に従うだけでもダメなような気がするし、商品のライ
>フサイクルを考えてあきらめるのもどうかと思います。

はい。幾つかの選択肢がありますが、それぞれのケースによって、判断が違います。少なくとも「人間が受け入れる素地」は「あなたは週に何回スーパーで買い物をしますか」式の普通の調査データだけでは読めません。
生活者の意識データに心理学的な分析を加えて方向を見定めるか、技術開発 (といっても、全くの革新技術でなくても、「写ルンです」のように革新企画で良いのですが) で新たな市場を作るか、が必要になります。

ただ、「勇気ある撤退」もかなり重要な判断ですが、日本の企業でそれをきちんと見据えた上で行動しているところは多くありません。

>PS:もし機会があったら、長寿(ロングセラー)商品について取り上げていた
>だけるとうれしいです。

了解いたしました。
得意分野の一つですので、暖めているテーマです。

 <まりこさん> 【「喫煙家」と「嫌煙家」うまく共存できないのでしょうか】

        「ややつまらない」99.4.02

「喫煙権」「嫌煙権」が論じられる時、必ず真っ向から対立してしまうのはなぜなのでしょうか?私には、どっちもお互いに「そんなの人間じゃない」「お前の母ちゃんデベソ!」と言っている子供のけんかのように見えて、仕方ありません。

 私はいま、夫婦2人暮らしです。私は「嫌煙家」、夫は「喫煙家」ですがうまく同居させています。それは、夫がたばこを吸うときには必ず、風向きを確認して、私の方に煙がこないように気を使ってくれているからです。

 でも、前に勤めていた会社では、私が主張して「全面禁煙」にしてもらいました。
理由は「煙がイヤな人を気にしない喫煙家」が多かったのと、オフィス内の空調がかなり悪かったためでした。(煙で隣の人がかすんで見える位ひどかった。)
たばこは吸っている時よりも、吸わずにおいている時の方が煙がひどいです。
同僚には、何度もしないようにお願いしたのですが、一向にやめてくれない人が多くいて、仕方なく「全面禁煙」という形を取ってもらうようお願いしました。

 私は鼻が悪く、たばこの煙は「今の健康」に関わることです。死活問題です。これは森さんの「たばこを長時間吸わないと、頭の回転が悪くなる。」のと同じ問題だと思います。
 でも、私は前の会社でも、出来れば空調をよくして、「喫煙家」にマナーを守ってもらって、うまく共存させたかったのです。(結果的に雑居ビルのため空調をいじれず、全面禁煙になってしまいましたが。)いくら「嫌煙家」とはいえ「喫煙家」の「たばこを吸う権利」を奪う権利はないと思っていましたから。

 「喫煙家」と「嫌煙家」がお互いの主張を対立させて戦うのではなく、うまく共存できるようには、ならないものでしょうか? 
お互いに、ちょっと気を使い合うだけで、解決しそうな気もするのですが。


【お返事】

> 「喫煙権」「嫌煙権」が論じられる時、必ず真っ向から対立してしまうのはな
>ぜなのでしょうか?

確かに感情的な部分が目立ちます。
ご指摘のようにたばこの煙や臭いが「体質的にダメ」「健康に害がある」という部分や、たばこという商品が心理的に消費されている性質も無視できません (たばこのユーザーがわがままになりやすいという意味です)。
一方で、情報が溢れている社会の問題もあると考えています。

アメリカの社会心理学者のミルグラムは、情報が多すぎて消化しきれないときに人間がとる行動は4つある、と主張しています。

●刺激に対する時間を短縮する
●重要でない刺激は無視する
●責任を人に転換する
●相手に直接接触しないで、第三者を利用する

「喫煙権」「嫌煙権」問題は、1番目と4番目が作用しています。
「●刺激に対する時間を短縮する」では、「善悪」で物事をとらえた方が分かりやすい、とするもの。真っ向から対立するのはこの要素が大きいと考えています。

ちなみに、「●相手に直接接触しないで、第三者を利用する」は、直接、喫煙者と非喫煙者がコミュニケーションを取ることを避ける、つまり、まりこさんとご主人のような「大人の対応」ができないことを意味します。

> でも、私は前の会社でも、出来れば空調をよくして、「喫煙家」にマナーを
>守ってもらって、うまく共存させたかったのです。(結果的に雑居ビルのため空
>調をいじれず、全面禁煙になってしまいましたが。)いくら「嫌煙家」とはいえ
>「喫煙家」の「たばこを吸う権利」を奪う権利はないと思っていましたから。

双方、残念ですが、仕方がないことだと思います。
少なくとも「喫煙者は人間でない」と言う理由で全面禁煙になった会社より、喫煙者も非喫煙者も数段納得がいくことと思います。

 <山口@YELLOW DOGGYさん> 【身近な話題でした】

        「かなりおもしろい」99.4.02

いつも身近な物事に対する新鮮な視点に気づかせて頂き、大変楽しく読ませて頂いてます。私の購読する中で読み応えNO.1のMMです

 今回は同じ喫煙者として心強く読ませていただきました。父が某商社で、フィリップモーリス社と深く関わって仕事をしてきた関係もあり、より身近な話題でした。その某商社も最近新聞に取り沙汰されれいるように大変な状況なわけですが、父はギリギリなんとか行き先を確保でき、家族としても一安心といった状況です。

私はWEB上で子供の古着を通販しているのですが、ここ最近の売上の増加や店舗での顧客から見えてくる身近なパソコンの普及の増加率に驚き、そして期待する毎日です。

前回のザウルスについては触発されて購入してしまいました(^_^;)
以前(PI3000)を使っており、転職を境に使用を止めていたのですが、銀色中毒の私は新シリーズを見て欲しくてウズウズしていたところにMMでとどめを刺されて翌日購入となりました。


【お返事】

> 今回は同じ喫煙者として心強く読ませていただきました。父が某商
>社で、フィリップモーリス社と深く関わって仕事をしてきた関係もあ
>り、より身近な話題でした。

ありがとうございます。
それだけ身近な方なら、楽しんで頂けたと思います。

>私はWEB上で子供の古着を通販しているのですが、ここ最近の売上
>の増加や店舗での顧客から見えてくる身近なパソコンの普及の増加率
>に驚き、そして期待する毎日です。

私も、普及率の数字以上に身近になっている感じがします。
メールマガジンもまだ半年なのですが、読者層の幅がかなり広がっている印象があります。他の媒体に紹介されて、広がったせいもありますが、それ以上にインターネットそしてメールマガジンの普及が大きな要因でしょう。

>前回のザウルスについては触発されて購入してしまいました(^_^;)

わっ。責任を感じてしまいます (笑)
お話を伺っていると、私と同じ機種移行のようです。
私も、PI-3000 をずっと使っていて、他の機種には目もくれなかったのですが、ポケットザウルスが出た途端、買い換えたクチです。
ただ、40を越えると、あの小さな液晶の文字が見にくくて、どうにもならないのが悩みです。igetty に乗り換えようかと考えています。インターネット接続なんてどうでもいいのですが (笑)

 <みどりさん> 【お題のテクニックを効かせているのですね】

        「ややおもしろい」99.4.02

いやはや、疲れました。
メールを開けた時点で画面を上下に下げるボタンがちっちゃいのを見て、「う・・・」と覚悟したのですが。
さすがに読み応えはありました。  

>たばこという商品は嫌煙権グループが存在していなくても、
>商品としての存在理由が薄くなっていたのです。

私はいつも単純に「お題」で(今回はこんな内容かー)と前提におきつつ読み進めていました。
そうすると、うまく裏切られるケースが多いのです。
やっと気づいた。

嫌煙権グループの話で終わるのかと思いきや、「たばこ本来の姿」でなるほどと言わせる。
お題のテクニックを効かせているのですね。

これからは「お題ではこう言ってるけど・・・?」と疑りつつ読み進めようかと思います。

「あ、そうだよ」が一番現れていた記事でした。


【お返事】

>いやはや、疲れました。

ごめんなさい。
そんなに、みっちりでしたか?

>ちっちゃいのを見て、「う・・・」と覚悟したのですが。
>さすがに読み応えはありました。

ごめんなさい。
実は、他の記事と文章量はほとんど同じなのです。多少ではありますが、「時間管理」よりも少ないくらいです。

今回の記事 11,303字
時間管理  10,638字

実は、分量が多く感じるのは文章やストーリー展開のまずさです。
今までも、そういう経験がありました。反省です。

>嫌煙権グループの話で終わるのかと思いきや、
>「たばこ本来の姿」でなるほどと言わせる。
>お題のテクニックを効かせているのですね。

はい。
ただ、本人は「テクニック」という程、昇華した意識を持っている訳ではありません (笑)
単に、感覚で「こういうタイトルがおもしろそう」とつけているだけなんです。うーん、私の性格自体が「トリッキー」なのかも (笑)

 <和田さん> 【エチレングリコール】

        「かなりおもしろい」99.4.02

和田です。
この間の話しはこれだったのですね!「エチレングリコール」!!

それでは、またおじゃまします。

 <匿名さん> 【分煙を推進したいと思っています】

        「かなりおもしろい」99.4.02

私はただたばこの煙と灰を浴びせられたくないと思っています。
臭いし、煙いから。当たったらやけどするし。
体にはディーゼル車の排気ガスとかダイオキシンとか(ダイオキシンはたばこにも含まれてるけど)の方がたばこより悪い影響を与えるでしょう。
次第に現れる体への悪影響よりも今現在煙い、臭い、恐いのがいやなのです。

でも吸わなきゃいられないという人がいるのも事実です。

税金も喫煙者の方が余計に払っているし、その人たちが落とすお金で食べている人もいます。
一番体に悪影響を受けているのは吸っている本人です。

だから分煙を推進したいと思っています。
吸いたきゃ吸ってくれ、でも私には吸わせるな、私も吸わないで済むように努力するから、です。

記事そのものは面白かったのですが、分煙推進者としては「たばこに反対する人は健康に悪いと聞かされて躍らされてる」と言われた感じがしておもしろくなかったのでこの記事は「どちらともいえない」にチェックしました。

 <k-yanaseさん> 【森さんは、大人の発想でがんばって吸い続けて】

        「ややおもしろい」99.4.02

初めてコメントさせていただきます。いつも楽しく読んでいます。
私はタバコは吸わないのですが、喫煙者と嫌煙者が共存できなくなった理由の一つにマナーとコミュニケーションの不足という側面もあるのではないでしょうか。
「すいませんタバコを吸ってもよろしいですか?」って一言が、だんだん言わない人が多くなってきたのではないでしょうか。

その一言でコミュニケーションが広がったり、その人のマナーの良さを感じたり、様々な効用があった気がします。
それが、恥ずかしいとか、めんどくさいとか、他人と係わるのが嫌ってことで、言えなくなった・言わなくなった・周りが気にならなくなったのではないでしょうか。
それは、吸わない人も同じで「すいませんがタバコがちょっと苦手なんですけど。」って言えなくなった。

お互いのコミュニケーションを取らなくなったために、「一言」で済んだことが、「禁煙車」とかに頼らないと共存できなくなったのではないでしょうか。

嫌煙権運動にはコミュニケーション下手になって、「禁止」するという子供的な発想もあると思います。
森さんは、大人の発想でがんばって吸い続けて下さい。(応援するものでも無いと思いますが。)


【お返事】

>お互いのコミュニケーションを取らなくなったために、「一言」で済んだこと
>が、「禁煙車」とかに頼らないと共存できなくなったのではないでしょうか。

同感です。
これには、社会の流れが大きく作用していると思います。
アメリカの社会心理学者のミルグラムは「情報負荷」という考え方を発表しています。要するに、情報が多すぎて消化しきれないときに人間がとる行動は4つある、と説いたものです。

●刺激に対する時間を短縮する
●重要でない刺激は無視する
●責任を人に転換する
●相手に直接接触しないで、第三者を利用する

このうち、反喫問題は、喫煙者・非喫煙者ともに1番目と4番目が作用しています。
「●刺激に対する時間を短縮する」では、「善悪」で物事をとらえた方が分かりやすい、とするもの。
「●相手に直接接触しないで、第三者を利用する」は、直接、喫煙者と非喫煙者がコミュニケーションを取ることを避ける、ことを意味します。

情報社会とうまくつき合わないと、ある意味「子供的な発想になってしまう」ことになりかねません。

>森さんは、大人の発想でがんばって吸い続けて下さい。(応援するものでも無い
>と思いますが。)

ありがとうございます。
ちゃんと励みになっています (笑)

 <Coorsさん> 【煙草中毒は母親に対する執着(マザコン)の現われ?】

        「かなりおもしろい」99.4.05

煙草中毒は母親に対する執着(マザコン)の現われであり、アル中は父親に対する執着(?)の現われであるという説が有ると思いますが、森さんはどのようにお考えでしょうか?(愛煙家の森さんからすると、不愉快な意見でしょうか(^^;;) ぜひ、森さん得意の心理学的なご意見を聞かせて下さい。


【お返事】

不愉快ではありませんので、お気遣い無用です。
しかし、残念ながらこのような説は心理学といっても深層心理学の範疇であって、私の得意な現代心理学とは分野が違うのです。
前者はかなり哲学に近い考え方ですが、後者は統計学などを使って「証明する」ことに重点を置いている学問です。マーケティングという学問と親和性が高い現代心理学しか分からない私にはお答えのしようがありません。ごめんなさい。

ただ、感覚で言えば、私はファザコンに近いと思っています (笑)
もう他界しましたが、ビジネスマンとしての目標であり、「偉大なる会社人」として差別化の対象であるのが父親だからです。

それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。

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