readers' voice

励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。

他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。
原則として、原文を掲載しています。新しい声から順番にご紹介しています。

それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。
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この色は皆さんの声 (お返事なし)

Smoke or Die?【嫌煙権運動】99.4.1 掲載【その4】

 <匿名さん> 【ポイントの絞り方と組み立てが上手だ】

        「ややおもしろい」99.4.17

初めて記事を読ましていただきました。
事例をふんだんに取り入れた分かり易く、筆者の膨大な雑学や知識を文章の中から感じられます。また、この短い文章の中に、「たばこ」の歴史・長所・短所・ユーザー環境・将来予測・ETC・・・などが端的にユーモアを交えながら綴られていて、さすがプロの方は、ポイントの絞り方と組み立てが上手だと関心致しました。
 私は、将来的には商品開発業務に携わりたいと思い、メーカーに勤務しています。今後も記事を参考にさせていただき、自身としても自分のマーケティング発想が身につくよう訓練していきたいと思います。
 それでは、また記事を読ましいただくのを楽しみにしております。

 <Bellnoteさん> 【森さんの個人的な肩身が狭い気持ちを表現しただけ】

        「ややつまらない」99.4.14

何人かの友人に、このメルマガをお薦めして、最初は喜ばれていましたが、最近面白くなくなってきたという意見が増えてきました。

特に今回のタバコは、マーケティングの視点というよりは、森さんの個人的な肩身が狭い気持ちを表現しただけのような気がします。
JTのマーケティング戦略は、どこかへ行ってしまったような。

嫌煙権は、女性が自己主張をするようになったこととの関連の方が強いと思います。タバコを吸っている人は、吸っていない人の気持ちがわからないと思いますが、におい・煙たい等の点で極めて不愉快です。ぶん殴ってやりたいというのが本心ですが、大人げないと思っていたり、相手が立場の強い人だったりで我慢をしていただけです。今は、特に日本では、最近になって「NO」と言える世の中になってきただけのことだと思います。

それよりは、このようなアゲインストの中、何がしかの方法を考えてみたらどうですか?タバコの問題は他人に迷惑をかけることですから、WOLKMANを大きな音で電車の中で聞くとか、公共の場所で携帯を話すのと同じことですよね。だから、においのしない・つかないタバコや密室で吸っても空気が悪くならないタバコを提案してはいかがですか?


【お返事】

>何人かの友人に、このメルマガをお薦めして、最初は喜ばれていましたが、最近
>面白くなくなってきたという意見が増えてきました。

大変残念です。
どの記事から面白くなくなったのかを教えて頂ければ、私もヒントがつかめるのですが。というのも、「最近」が2週間程度だと、記事は1つしかありませんし。

また、どういう方が「つまらない」とおっしゃっているのかも教えていただけるとありがたいです。それぞれの方々の興味を考慮しないと、ヒントがつかめませんので。

例えば、中学生なら中学生なりの、50代なら50代なりの問題意識や興味というものがあります。この2つの層を同時に満足させるのは、文章力のない私にとっては至難の業です。
ちなみに、このメールマガジンの最年少読者は中学2年生です。

>特に今回のタバコは、マーケティングの視点というよりは、森さんの個人的な肩
>身が狭い気持ちを表現しただけのような気がします。
>JTのマーケティング戦略は、どこかへ行ってしまったような。

すみません。
でも、元々、JT のマーケティング戦略の話をする記事ではありませんでした。
タイトルにも「JT」ではなく「嫌煙権」と書きましたし。途中の文章では「今回はJTの話はせずに・・」と記述したつもりでした。
JTの記事を期待されていたのだとするとごめんなさい。

なお、個人的には肩身が狭いとは感じていません。
結構図太い方ですし、そうでなければ120本も吸えません (笑)

>ぶん殴ってやりたいというのが
>本心ですが、大人げないと思っていたり、相手が立場の強い人だったりで我慢を
>していただけです。

私も「ぶん殴られたく」ないので、あまり近寄らないようにします。

>においのしない・つかないタバコや密室で吸っても空気が悪くならないタバコ
>を提案してはいかがですか?

コンサルタントは受注産業ですから、クライアントから依頼がない限りは動きません。
悪しからずご了承下さい。

それよりも、メーカーの原動力は生活者です。私を動かすより、Bellnoteさんが直接働きかけた方が手っ取り早いです。

 <しょうすけさん> 【たばことたまごっちは重ならない市場です】

        「かなりおもしろい」99.4.14

いやあ、参りました。

社会運動のはずが、
最近の動向から読者をつかみ、著者の基本的なスタンスを明確にして、いやー相変わらずいい展開してるなあと思ったところへ、話題が広がって、しかも煮詰まってしまい、
すかさず、違った方向からの見方に変え、弾圧の話で大笑いさせて、
そのまま読者を置き去りにして、今回、森さんは何を言いたいのか、
いろんな情報や見方がてんこ盛りになって溢れそうになったのかなと思わせておいて、
「しつこいようですが、まだすっきりしない」で、さらっと流れが変わったと思ったら、
「たばこ本来の姿」で今までの流れを全て巻きこんで「ぐわっ」と結論に持っていき、
「「火の気のないところに煙は立たない」」に到っては、アーメンと落ちまでつける。

ひとこと、お見事でした。
森さんの考え方の推移を教えていただいた様で、また、自分自信が煙草を止めた経験もあり、その経緯が情報に躍らされた部分があることが分かったりで、とても面白かったです。

さて、こんなコメントで終わっては仕方ないと根性出して読みなおしてみます。

今回のポイントは、

嫌煙権グループの運動:
メリット(デメリットというべきでしょうか)の誇張→ターゲットの修正→事実らしきものを使っての常識の変更。

それに対して、
タバコ本来の商品性(1日20本)
どこでも楽しめる嗜好品として従来持っていた商品価値が失われつつあること。

が基本路線でしょうか。

しかし、タバコの販売数量が落ちているのはそれだけでしょうか。

いつでもどこでもというメリットが薄れてきていることには賛成します。

しかし。

>恋人がうるさい、親がうるさい、妻がうるさい。そんな「たばこ」という商品を
>消費するくらいなら、たまごっちで遊んだ方が余程気楽でいい。ウォークマンで
>CDを聞いていた方が心地好いのです。

ちょっと、ここで引っかかりました。
タバコのマーケットはとても広いですね。老若男女様々なので、特定のマーケットに限定してから話をする必要があることは理解した上で、敢えて。
タバコのマーケットと、上記のようなだべる・ウォークマン・ミニテトリン・たまごっちのマーケットが重なる部分は少ないのではないでしょうか。
この点について、森さんの考えをお聞かせ下さい。

それにしても、

>「人間」側にそれを受け入れる心理的素地がなければ、失敗に終わるだけな
>のです。
>「火の気のないところに煙は立たない」
>マーケティングの真実です。

名言ですね。


【お返事】

>いやあ、参りました。
>ひとこと、お見事でした。

ありがとうございます。
最高の賛辞です。嬉しいです。

特に、「疲れた」「わかりにくかった」と、アクティブ読者の方々に言われていたので、ちょっとシュンとなっていただけに、嬉しさ倍増です。

>森さんの考え方の推移を教えていただいた様で、

はい。実は、私の思考経路そのままの記事でした。
ご覧のように、結構、いったりきたりしています (笑)

>タバコのマーケットと、上記のようなだべる・ウォークマン・ミニテトリン・た
>まごっちのマーケットが重なる部分は少ないのではないでしょうか。
>この点について、森さんの考えをお聞かせ下さい。

いいところを突かれてしまいました (笑)
このうち、本当に重なるのはウォークマンくらいでしょうか。というのも、禁煙に移行している最大の層は男性30-40代ですから、ご指摘のとおりたまごっちは年齢が低すぎます。
これは、象徴としてわかりやすく上げた例ですので、本当は雑誌などが競合にあたります。また、近年、携帯ラジオが売れているのも、たばこの競合だと考えています。

>名言ですね。

ありがとうございます。
実は、ロバと湖の例も頭に浮かんだのですが、こちらにして正解でした。

 <tomoさん> 【コンサルタントの方はこういうことを考えているのか】

        「かなりおもしろい」99.4.10

ホームページを見てMLの登録をしました。
うまくいえないのですが、とても面白い視点で話をされていてとてもためになります。
コンサルタントの方はこういうことを考えているのかなどと思います(遠い世界の話なので)
これからも楽しみにしています


【お返事】

ありがとうございます。
記事では1つ1つの例しか上げられませんが、汎用的な記述をあちこちに散りばめてありますので、ご自分の分野に是非応用してみて下さい。

>コンサルタントの方はこういうことを考えているのかなどと思います
>(遠い世界の話なので)

人によるかも知れません (笑)
「一緒にするな」と怒り出すコンサルタントがいても不思議ではありませんが (笑)

 <大久保さん> 【お忙しいのに、本当に色々考えていらっしゃるのですね】

        「????」99.4.07

嫌煙権の記事、Goodでした。
私も1日40本のスモーカーですが、森さんの記事のように考えたことはありませんでした。
お忙しいのに、本当に色々考えていらっしゃるのですね。
とても面白かったです。特に、PRと言う私が正直に言ってあまり得意ではない分野に関する考察だったので。
が、私思うに、あそこまで深く考えて運動が盛り上げた訳ではないでしょう。森さんによる、鋭い結果論とでも言いますか。。。

簡単に言ってしまうと(中略)の構図ですね。

嗜好品に関する人間の「甘さ」(この場合吸うほうも吸わないほうも)が試された史上稀有のケースとして歴史に残るような気がします。

「WebMasterの独り言」でこの話題、ちょっとかじってみました。
頭休めに、宜しかったらどうぞ。
http://www2.itjit.ne.jp/~offctt/Index.html

都知事、石原さんでしたね。
氏は「私は一度も都庁に行った事は無い」と選挙運動中から言ってました。
政治家って、本当に我々ビジネスの世界の人間と違うんですねえ(-_-;)

新しいクライアントのことを、私は全力で、あらゆる手段を使って、少しでも知ろうとします。ましてや場所、周りの環境そして建物はその会社のことを黙って雄弁に私に教えてくれますから、最初の訪問の前に必ず一度は行くようにしています。そんなこと、考えないんでしょうね。

現代政治はまさにビジネスだと思うのですが、やっぱり違うのでしょか。
あ、政治談義のつもりではありません、念のため。


【お返事】

>お忙しいのに、本当に色々考えていらっしゃるのですね。

ありがとうございます。
それがメシのタネですので、頑張らないと (笑)

>が、私思うに、あそこまで深く考えて運動が盛り上げた訳ではないでしょう。

はい。その通りだと思います (笑)
偶然でも何でも私たちが学ぶところは大きいですから、あまりそこははつつかないようにしています (笑)
実際、あるクライアントに同様な誉め方をしてびっくりされたこともあります。
「ええ? 当の本人が気がつきませんでした」と。

それでも良いんだと思います。その担当の方はそれから、自分の「勘」を論理化することを意識的にやり始めました。それが大事なんです。

>簡単に言ってしまうと(中略)の構図ですね。

女性を敵に回したくない私としては、そこまで簡略化するのは恐いです (笑)
実際には (おばちゃんではありませんが) 20代女性の喫煙者率は増加の一途なんです。でも、40代、50代の女性が下がっている。で、端から見ると女性の喫煙者率そのものは横這いです。

>政治家って、本当に我々ビジネスの世界の人間と違うんですねえ(-_-;)

同感です。ただ、あの発言は別な意図があったのだと思います。
「私は都庁の人間に迎合しませんよ」という感じでしょうか。

>あ、政治談義のつもりではありません、念のため。

大丈夫です。私、政治とスポーツはからっきしダメなので、ピントはずれのコメントしか返せません (笑)

 <katoonさん> 【間違っているので連絡します】

        「どちらともいえない」99.4.07

まず、間違っているので連絡します。

> ■■□■
> ■■□■ いきなり閑話休題
> ■□■□
>
> ところで話はいきなり変わります。
> 以前おもしろい事例がありました。
> 不凍液事件です。あの、エンジンオイルなどに入っている不凍液です。

多分「不凍液とエンジンオイル」は、
読むのが面倒なほど指摘が有ると思うので他に任せます。
「閑話休題」ですが、元の話題に戻るときに使う言葉で、使い方が逆です。
これも誰か指摘しているかな?

それと希望を一つ、「コンサルタント生の本音情報」だけを購読したので、「読者の声(通常編集版)」は配信しないようにして欲しいのですが・・・


【お返事】

>多分「不凍液とエンジンオイル」は、
>読むのが面倒なほど指摘が有ると思うので他に任せます。

ありがとうございます。
ご指摘を頂いたのはkatoonさんだけです。

>「閑話休題」ですが、元の話題に戻るときに使う言葉で、使い方が逆です。
>これも誰か指摘しているかな?

これも、katoonさんだけでした。

両方とも修正いたしました。

 <せいぞーさん> 【嫌煙権】

        「ややおもしろい」99.4.05

内容の調査方法の真偽まで気にしないですからね。いや、内容の真偽までも確かめないかもしれない。でも、たばこの害についての報告に、そんな裏があるとは知りませんでした。老人だったら、肺が汚くて当たり前ですよね。「マスコミは100%信用するな!」というのはいわれていることですが、本当に真実か?っていうことまでは、いちいち調べないですから。たばこ会社からの広告収入的圧力もありそうな気もするので、マスコミも真実は公表したくないのでしょうね。
ところで、森さんの1日120本は凄すぎます。


【お返事】

>内容の調査方法の真偽まで気にしないですからね。いや、内容の真偽までも確か
>めないかもしれない。

はい。普通なら、幾ら私でもそんな面倒なことはしませんもの (笑)

>「マスコミは100%信用するな!」というのはいわれていることですが

マスコミ情報とのつき合い方ですよね。それさえ、きちんとしていれば、利用価値は十分にありますが、そうでない場合は翻弄されることになる。コンサルタントとして経済欄等の記事は特に気をつけています。

>たばこ会社からの広告収入的圧力も
>ありそうな気もするので、マスコミも真実は公表したくないのでしょうね。

新聞はそういうことは意外に気にしません。
ジャーナリズムの精神が強いところですから、営業と編集がかなり分離されています。

センセーショナルに扱おうとするのは、別な問題です (笑)
以前メーカーにいた時、新聞取材で大喧嘩したことがありました。
だって、ストーリーができあがっていて、それをなぞるための取材しかしないのです。頭にきて、
「仕事の邪魔だから出て行けぇぇぇ!!」
「報道の自由を邪魔するのかぁぁぁ!!」
と、現場で怒鳴り合いになりました。
広報課長はウロウロするばかり。かわいそうだけど、仕方がない (笑)

後日、お偉いさんに圧力 (脅迫?) の電話が新聞社からあって、大変な騒ぎでした (笑)

最後は「森は一度言い始めたら、幾ら言っても聴かないヤツだから」ということで収まりました。実は、お偉いさんも新聞社の対応にかなり腹が立っていたことが後で判明しましたけど (笑)

>ところで、森さんの1日120本は凄すぎます。

大半の方がびっくりします。
いつも買っているたばこ屋さんまでが「森さん、もう少し本数を減らしたらどうですか?」って、心配してくれます。

それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。

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