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陳列・ディスプレイ・選ぶもの?【書店業】99.5.15掲載【その10】

 <こたろさん> 【無邪気な業界ですね、書店業】

        「」99.8.03

【関連の「声」】

 <こたろさん> 【昔懐かし貸本復活みたいなものかな】


【お返事】

>今ごろ、在庫管理ですか…。(絶句)
>B/Sみたら、すぐ気づくだろうがっ。それとも委託販売だから、
>在庫扱いにならないのかな?

いや、単品管理ができていなかったということです。
在庫管理の基本ではありますが (笑)

>#…ということで「当世芸能論」も賞味期限が切れたかな?(笑)

いやいや、まだまだ。
知名度60%まではいけます。

>「自己を否定する勇気のしるし【セイコーとシチズン】 99.8.1」は
>それに近いのかな、と冒頭部で思いましたが、やはり違った。(笑)

すぐにはできません。
私の頭の構造がそうなっていないから (笑)

>"Winner takes all"がもろに合致する業界ですね。(-_-;)

そうそう。
で、フライヤーマシンもメルポットも次々と撤退した。
市場の成長過程から見ればまだ早いんですけど。
だから、これからも新規参入が増えると予想できます。

>ときに、そんなにマッキンゼーとバッティングするものですか?
>シストラットでてがけているものって、マッキンゼーにしてみれば
>専門的すぎるし、(おそらく)単価があわないのかな?と思っていましたが…。

意外に多いですよ。
もちろん、経営戦略はシストラットの範疇ではありませんが、マーケティング戦略なんか、モロにぶつかってしまう。
だって、そんなに競合企業が多くない分野ですもの(なんちゃって戦略コンサルタントは除く (笑))。

>インターネットへの参入は後発ですけど、ISIZEの充実ぶりを見るに、
>ポータルサイト界の大穴はリクルートではないか?と思ったりします。

そうそう。同感。

>これを1個人のリーダーシップではなく、組織として行えている
>ところが凄すぎる。(((((^^;

あそこは、そういう意味では純粋な「組織」ではないですね。
中小企業の集まりの発想に、資金にものを言わせたという意味での「組織力」の合といしう感じがします。

>仕掛けが目につくとソッポむく、というやつですね?

はい。そうです。
学習能力といっても良いかもしれません。

>「安いからモノが売れるのか【一般商品とキャバクラ・クラブ】 99.7.1」は
>その小手調べですかね?(笑)

ははは。そのつもりはありませんでしたが、そうなってますね (汗)

>レスまだしてないですけど、これは「かなりおもしろい」です。
>というより、今まででNo.1でしょう。
>(反応はまっぷたつだったと思いますが)

ご明察です。

>> 後半を視点にしようかな (笑)
>
>あ。この視点で書いたんですね。上の記事。(爆)

ドキッ・・って違ぁぁう (笑)

>…かなり警戒しているな。【】かけてるし。(笑)

ご、ごめん。まずかったら言ってね。


【こたろさんからのお返事】

> いや、単品管理ができていなかったということです。
> 在庫管理の基本ではありますが (笑)

なるほど。聞けば聞くほど、無邪気な業界ですね、書店業。(苦笑)

ということは、売れる売れないを測って・図っていたのは、すべて出版社ということですかね?それとも卸?

> もちろん、経営戦略はシストラットの範疇ではありませんが、マーケティング戦略
> なんか、モロにぶつかってしまう。
> だって、そんなに競合企業が多くない分野ですもの(なんちゃって戦略コンサルタ
> ントは除く (笑))。

よーするに、マッキンゼー=大手コンサルはなんでもやる、ということか。

大手のいいところは「アウトプットに一定の質は信頼できるだろう(バラツキはないだろう)」「色々なケースについてストックあるだろうから、そこから有用なフレームワークを生み出しているだろう&適切な解決策が迅速に出せるだろう」ってとこかと思うんですけど、それは所詮その程度の問題だ、ということかな?

するとマッキンゼーといい、ボストンコンサルティングといい、ちょっとReputationとりすぎだなぁ。
#フィー、ぼりすぎ、とか。(笑)

> >これを1個人のリーダーシップではなく、組織として行えている
> >ところが凄すぎる。(((((^^;
>
> あそこは、そういう意味では純粋な「組織」ではないですね。
> 中小企業の集まりの発想に、資金にものを言わせたという意味での「組織力」の融
> 合といしう感じがします。

結局、元気&面白い会社って、中小企業の集合体なのかな?

ただ、単なる中小企業の集合体では、せっかくの大企業の意味がないのであって、半年ぐらい前にソニーがSME等を100%子会社化して、擬似持ち株会社を目指す、ってNews Releaseがありましたけど、こういう、GEのような「分散」(*)(ヘッドクォーターは尺度もつくり、尺度にそって判断するのみ)を超えたより高次の「統合」(分散資源の統合により資源の有効活用を果たし、全体最適化、シナジー効果を実現する)に挑戦する動き(だと思った^^;)がでてきて欲しいですね。

(*)システム・ネットワークについて多くの著作を表している末松千尋氏
(Advanced Consulting Network代表)が「組織の段階的発展説」として、
1st「自然発生」→2nd「集中」→3rd「分散」→4th「統合」
という仮説をあげてます。

> >仕掛けが目につくとソッポむく、というやつですね?
>
> はい。そうです。
> 学習能力といっても良いかもしれません。

他人に踊らされるのは誰しもイヤだよなぁ。(笑)


【お返事】

>ということは、売れる売れないを測って・図っていたのは、
>すべて出版社ということですかね?それとも卸?

いえ、とりあえず書店です。
一応、彼らは注文しますから。
でも、ダンボールが着いてもそれを開けずにしばらく放っておいて返品しちゃう。
商売じゃないです。
あ、だから、測ったことにはならないか (笑)

ご配慮ありがとうございます (笑)

>よーするに、マッキンゼー=大手コンサルはなんでもやる、ということか。

そうです。
これはこれでひとつの立派な戦略です。
シャープのように、液晶ビューカムやザウルスがヒットしてシンボルになっていますが、実際の売上の半分以上はシロモノ家電。ただし、イメージが良くなった分、ディスカウントされなくなったのが強い。

>大手のいいところは「アウトプットに一定の質は信頼できるだろう(バラツキは
>ないだろう)」「色々なケースについてストックあるだろうから、そこから有用な
>フレームワークを生み出しているだろう&適切な解決策が迅速に出せるだろう」
>ってとこかと思うんですけど、それは所詮その程度の問題だ、ということかな?

顧客ベネフィットは後者が多いですね。
●人がたくさんいる=質がキープされる/一人の視点に偏らない
という図式です。
ゴミはいくら集まってもゴミというのは、分かりにくいです。
で、いろんな経験をして始めて学習する。
これは商品選択の過程とまったく同じです。

>するとマッキンゼーといい、ボストンコンサルティングといい、
>ちょっとReputationとりすぎだなぁ。
>#フィー、ぼりすぎ、とか。(笑)

これは、また、別なベネフィットがあります。
「マッキンゼーに頼んで失敗しても言い訳が立つ。無名なところで失敗すれば、何を言われるか分からない」という保身の問題と
「うちはマッキンゼーに頼むほど成長したんだ」という社会的満足感です。

これは、どちらも、商品の世界では有効な戦略です。
だから、私個人は彼らのやり方に批判はしていません。むしろ、コンサルティングという無だった世界にそういうイメージを確立した彼らの戦略は賞賛に値する訳です。
もちろん、下位企業は下位企業の戦略がありますから、ターゲットを含めてシストラットはその戦略を実行しているというわけです。

>他人に踊らされるのは誰しもイヤだよなぁ。(笑)

フォロワーは逆ですよね。
管理されないと不安で仕方がない。
今は時代的に、フォロワー気質が通りにくいだけです。
まあ、フォロワーはそれを真似ているだけなんですが (笑)

>結局、元気&面白い会社って、中小企業の集合体なのかな?

今の日本人のメンタリティを考えると、中小で自由に動ける方がおもしろいものを出したり、おもしろくなるのは仕方がないのだと思います。

>こういう、GEのような「分散」(*)
>(ヘッドクォーターは尺度もつくり、尺度にそって判断するのみ)を超えたより

>高次の「統合」(分散資源の統合により資源の有効活用を果たし、全体最適化、
>シナジー効果を実現する)に挑戦する動き(だと思った^^;)がでてきて欲しいで
>すね。

注釈助かりました。
知らなかったので。
こういった時代は来ると思います。ただ、先程のメンタリティの問題があるので、そういう人ばかりを何千人、何万人と社員として集めるのはまだしんどいでしょうね。

 <kawaseさん> 【マンガ喫茶の陳列がどのように変化して行くか】

        「かなりおもしろい」99.6.24

本好きでほとんど毎日のように書店をのぞいておりますので、非常に興味をもって記事を拝見しました。
書店の陳列に関係するところで私の最近の注目はマンガ喫茶です。
ここのところのブームで非常に店舗数が増えていますが、そろそろ淘汰の時期だと思います。
(私の自宅の近所でも3,4年2件の時期が続きましたがこの1年くらいの間に6件になりました)

この淘汰の条件として、陳列というのが非常に重要になると思っています。
客の満足度の第一の条件として、「ぶらぶら・指名」で、読みたいマンガがすぐに手にとれるか、ということにつきると思います。
また、マンガ喫茶は時間で課金されるので、「すぐに」ということに対して客の要求が厳しいはずです。

ところが、そのあたりに十分な気遣いをしている店舗が少ないです。
もちろん全然考えられていないわけではありませんが、ココが勝負!と気をつけているようにも思えません。
今後、マンガ喫茶の陳列がどのように変化して行くか注目しております。


【お返事】

>ここのところのブームで非常に店舗数が増えていますが、そろそろ淘汰の時期
>だと思います。

同感です。
ああいった業界はかなり短期の性質を持っていますから、そろそろ限界だろうなという気がしています。

>もちろん全然考えられていないわけではありませんが、ココが勝負!と気をつ
>けているようにも思えません。

納得しました。
正直言って、そういう視点で見ていませんでしたが、説得力があります。
私も気をつけて見ることにします。
新しい発見があるかも知れません。

それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。

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