読者の声 : 2000.3.8号 (6/7)

励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。

他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。
原則として、原文を掲載しています。新しい声から順番にご紹介しています。

それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。
こちらのフォームで投稿するか、voice2@systrat.co.jp へお送り下さい。

この色は皆さんの声 (お返事付) この色は皆さんへのご意見です
この色は皆さんの声 (お返事なし)

友だちの「輪」は繋がるか【人脈】 99.9.15 掲載

 <竹井さん> 【人脈について】

        「????」99.9.20

「私はこう見る」、あいかわらずおもしろく読ませていただいてます
今回は、いつにもまして「素」の森さんが感じられて楽しかったです
参考までに、僕の人脈の考え方を少々、、、

基本的に人脈とは、

「金を払ったか、貰った人しか人脈にならない」

#例によって、森さんほど厳密に定義付け、検証はしてません (^^;)

この場合の金とは、仕事のギャラのことですが、例えば、僕は森さんから何度か仕事(ギャラ)をいただいてるので、森さんは、僕にとっては人脈だと考えてます

また、業者やフリーの人間など、仕事を発注してギャラを払った人間も僕の人脈だと考えてます

「一度でも仕事を発注したことがある人間」の方が、
単なる知り合いより信頼と信用がおけるのは当然ですが、何かシリアスな頼み事(仕事、個人問わず)をする場合も、
「一度でも仕事を貰ったこのがある人間」の方が、お願いしやすかったりします

まあ、僕の場合、単なる情報源と人脈を区別して考えているせんかもしれませんが、、、

森さんのネタにもあった「異業種交流会」「名刺交換会」で知り合った人間が人脈になった試しがないのは、この手の会に参加するものの多くが、このような認識がないせいだと思っております

「今度、一緒に仕事しよう!!」
という言葉の重みと、いい加減さは、シリアスなビジネスマンならちゃんと認識できてるでしょうが、異業種交流会で知り合った人に、そんな人はいませんでした

「じゃあ、友達って何なの?」
と返す人もいますが、友達と人脈は違うだろ!? と思ってしまいます

友達が人脈になることも、その逆もありますが、なんの人脈にもならない友達ってのもいるでしょうし、、、、

まあ、でも「人脈」という言葉自体に下心とか生臭さを感じてしまうので、やっぱり人脈って、金とか利害がからんだ人間関係なんだと思ってしまいます

#女友達に関しては、もう少し複雑ですが、、、(^^;)


【お返事】

>「金を払ったか、貰った人しか人脈にならない」

あははは。
これは竹井くんを良く知っている私としては大変良く分かりますし、竹井くんらしいなとも思います。なんと言ってもつき合いはもう20年近くになりますものね。

>「一度でも仕事を発注したことがある人間」の方が、
>単なる知り合いより信頼と信用がおけるのは当然ですが、
>何かシリアスな頼み事(仕事、個人問わず)をする場合も、
>「一度でも仕事を貰ったこのがある人間」の方が、お願いしやすかったり
>します

これはこれで一理あります。
仕事はある意味真剣勝負ですから、それを共にかいくぐってきた人の方がいろんな意味で信頼できるというか、信頼に値するかどうかが確認済み、という感じでしょうか。

>「今度、一緒に仕事しよう!!」
>という言葉の重みと、いい加減さは、
>シリアスなビジネスマンならちゃんと認識できてるでしょうが、
>異業種交流会で知り合った人に、そんな人はいませんでした

同感です。
自分がクライアントの立場だったときには、安易にそんなことばは言えませんでした。そして、それは今でも同じに思っています。

>まあ、でも「人脈」という言葉自体に下心とか生臭さを感じてしまうので、
>やっぱり人脈って、金とか利害がからんだ人間関係なんだと思ってしまいます

同感です。
友人と人脈を一緒にするのはどうかと思います。
記事ではややこしいので、ある程度一緒に話をしてしまっていますが。

>#女友達に関しては、もう少し複雑ですが、、、(^^;)

いえ、「かなり」複雑です (笑)

 <園さん> 【毎回タメになります】

        「かなりおもしろい」99.9.19

毎回タメになります。
このメールマガジンをきっかけに、学生時時代に学ばなかった(物理専攻でしたので)マーケティングについて少しずつ明るくなってきました。
2001年・・・を送っていただき、読んでいます。


【お返事】

お褒めの言葉、ありがとうございます。

今回は、親しい友人に「森さん、これ自慢に聴こえますよ。反発する人もいるんじゃないですか?」と言われて、ちょっとシュンとしていました。
自己啓発シリーズは「基本的には森の自慢話だぁ」と開き直りましたが (笑)

 <大石さん> 【遠距離恋愛だと人脈が作れない悩み】

        「かなりおもしろい」99.9.18

今回はとくに面白かったです

学生時代はバーテンダーのバイトをしていたりしていろいろな業種の人に交友関係が広がっていたのですが社会人1年生ということもあるのか今は、メーカー勤務で研修中で工場内に一日中いることが多いのでなかなか交友関係が広がりません

それに、付き合っている女性と遠距離恋愛をしていることもあってうまく意思の疎通が取れていなくて、外に出て交友関係を作ろうとすると
「女の子と遊びに行くのでしょ」とか
「浮気しているんじゃないの」とか
いわれて、なかなか外に出て行くことができません
ぼくはぜんぜんそんな考えはないし、人脈を作りたいだけなのにどうしたら良いのでしょうか
私の性格が影響しているのかもしれないのですがうまい方法など森さんの経験上でありましたら教えてください


【お返事】

丁度、私の後輩に同じような境遇の人がいました。
学生時代にバーテン、遠距離恋愛の恋人(現在の奥さんです)、「浮気しているんじゃないか」と疑われる、人脈がなかなか広がらない忙しい職場。

でも、結局彼は人脈も広げたし、恋人とも結婚したし、うまくいっています。
これは、方法、という問題ではないと思います。
「浮気をするつもりはない」というちゃんとした意志と、「時には嘘も方便」で、恋人に余計な心配をかけない心配り(疑われているのであれば、本当のことを言っても信じてくれないでしょうから)。
これが一番なのではないでしょうか。

頑張って下さいね。


 <西脇さん> 【今一つ踏み込みが足りない】

        「どちらともいえない」99.9.15

森さんのおっしゃる通り、このテーマはやはり関心があります。
ただ、分析にしてもハウトゥーにしても今一つ踏み込みが足りないかなぁと思いましたので、「どちらともいえない」にさせていただきました。

> ■■ 【自分の人脈を切り分けられますか?】
> 良く見かけるのは、有名人が知り合いにいると、その人が「偉く」
> なってしまうケースです。(中略)

う〜ん、確かにそれはあると思います。
超有名 ではない芸能人くらいなら供給過剰のせいか特に印象が変わることはありませんが、「先生」と呼ばれるような人になってくると思わず見直してかけてしまいます。

ただ、(知り合いを越えた)本当の付き合いがあるなら、見直すべきときもありますよね。具体的にいうと
「**と同級生」だったら、ふ〜ん、としか思いませんが、
「※※(歌手)と音楽について語り合ってる」だったら、
おぉ、コイツ、そんなすごいところがあったんだ、というような感じで。

> ■■□■ 【知り合いの数は十分ですか?】
> 100人の知人で一杯という人もいれば、1万人、いやそれ以上
> 欲しいという人も…

私の場合はそれほど多くは望んでいるわけではないのですが、

> 「自分は、週に平均、何人の新しい人と出会うだろうか」

会社の仕事関係を抜きで考えると、年間1ケタ〜10数人くらいになってしまうのではないかと思うのです。

さすがにこういう状況ですと、普段から、このままじゃあ尻すぼみだなぁ、とか、会社関係でしか知り合いがいなくなってしまうなぁ、(記事後半にあるように価値観も偏ってしまいますし、)
やはり何か対策(?)を考えないといけないなぁ、とは感じています。
だけれども、結局ほとんど何もしていない状態です。

> ■□■■ 【間接人脈の素をつかむ】
>   人脈を広げる基本はあくまでも「自分の魅力を磨くこと」です。

そのとおりですね。あともう1つ、付け加えさせていただけば、(当たり前すぎますが)「外に出ること」ですよね。
私のように会社の中で事務職をやっていると、これさえも、心掛けないと なかなか難しいことの1つです。

> 「万物皆是我師也」(すべてのモノから学ぶことができる)は私の
> 好きなことばですが、

はじめてこのコトバを聞きましたが、この考え方は私も昔から大好きです。
メモさせていただきます(笑)

「反面教師」も含めれば絶対にその通りだと思います。
ただ、残念なことに自分の行動が反面教師になっていることが多いのですが……。


【お返事】

>「※※(歌手)と音楽について語り合ってる」だったら、
>おぉ、コイツ、そんなすごいところがあったんだ、
>というような感じで。

はい。
それは、また、心理学で言うところのハロー効果とは若干違いますよね。
それは本質に近い評価です。
というのも、歌手は音楽についてのプロですから(アイドルでない限り)、本質評価になりますが、「※※(歌手)と【料理】について語り合ってる」だったら、「なんじゃそれ」という評価ですもの。

>> ■■□■ 【知り合いの数は十分ですか?】

>やはり何か対策(?)を考えないといけないなぁ、とは感じています。
>だけれども、結局ほとんど何もしていない状態です。

記事では分かりやすいように「人数」で表現しましたが、本来は10,000人の知り合いがいても偏る人は偏ります。また、逆に1,000人しかいなくても公平な目を持つ人もいますから、数にはこだわる必要は本当はないと思います。
ただ、やはり私を含めた凡人は、人数によって様々な価値観に触れるか触れないかが左右されるケースが多いので、気をつけたいポイントです。

>>   人脈を広げる基本はあくまでも「自分の魅力を磨くこと」です。
>
>(当たり前すぎますが)「外に出ること」ですよね。
>私のように会社の中で事務職をやっていると、これさえも、
>心掛けないと なかなか難しいことの1つです。

はい。そのとおりだと思います。
でも逆に営業の人は、努力しないでも人に会えてしまうので、返って「この人がダメなら次があるさ」という刹那的な考え方を持った方もまま見受けられます。
これはこれでまた問題があります。大切なのは「意識する」ということなのかも知れません。

>はじめてこのコトバを聞きましたが、この考え方は私も昔から大好きです。
>メモさせていただきます(笑)

どうぞ、どうぞ。
コピーライトは吉川英治ですので (笑)

それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。

お名前      
電子メールアドレス
誰に対してのご意見かを明記して下さい

ご意見・コメント

main menu menu