readers' voice

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この色は皆さんの声 (お返事付) この色は皆さんへのご意見です
この色は皆さんの声 (お返事なし)

「自分探し」コンセプトで夢をつかんだ【英会話CtheD】
  (99.1.15)掲載【その3】

 <アイさん> 【森さんの挑戦的な態度へ反応したのかも知れません】

        「かなりおもしろい」99.1.20

今、”この記事はいかかでしたか?”の問いに答えたところですが、正直、しばらく迷って答えを決めたところです。
”ややおもしろい”→”わからない”→”どちらともいえない”と、順を追ってそして最後に、”かなりおもしろい”にチェックを付けました。

どうなんでしょう。。。
今年一番のMMで、そして、多分、かなり前から今回のMMの文章を森さんが構想していたような記憶があります。(そのような事を前に書いてた気がするので。。)

そして、この記事でしょ?
去年から、今年初めのMMの文章の題が気になっていて、とても読むのを楽しみにしていました。(上手な”キャッチフレーズ”でしたね。<笑>)
(ところで、森さんは、WALL STREET JOURNALを購読してるのでしょうか?少し前に、広告の短さの消費者への影響について記事が出ていたような気がするのですが。。それから、今回の記事のアイデアを作ったのかな。。 と、ふと思いました。。)

今回は私はしばらく迷って、最後に”かなりおもしろい”に答えを決めた私の心理や理由をもとに、感想を書きますね。(笑)

1つ目は上記に書いたことですね。
長期の期待が、5つに限られた一言で表す感想を述べるのに、しばらく迷ってしまった事について私の中では大きく影響しているような気がします。
(で、結果は”たいへんおもしろい”なんですけどね。<笑顔>)

2つ目も上記で書いた事で、1つ目と関係していますが、
森さんが少し前から今回の記事の構想をしていた。
と、いう事がずーっと頭にあったのですが、今回の記事中には、女性に対しては挑戦的な態度がありますよね?(笑)
(そして、特に森さんの今回の記事を受け取って読むような女性の層に対して。。。<笑>)

だから、私もターゲットになってる一人の女の子として、その挑戦的な態度へ反応したんだと思います。(その反応は、即座に答えを決めるのに、しばらくひかかったのかもしれません。。)

でも、多分、(いくつかの企業に対してだけでなく)そのような読者にも向ける(読者というか、読者にも多くいるような層)森さんのそのような挑戦的な態度は好きですね。

女性のマイナス部分とも読めるような心理を材料に、新年最初の記事を書いた事を考えると、いやいや、私は本当にある意味、わくわくしますね。(笑)

一女性として私にも当てはまる、そのマイナス部分の心理を
もし、森さんではなく、他の人が書いたのだったら、
後、かなり若い人が書いたのだったら、
それほど、”深く”考えないで、
”そうかな。。。(疑惑)そうでもないよ。。。”

と、書かれてる心理にまず反抗的反応をして、その心理から導かれてる記事の結論なり結果に、私は反抗的反応をしているでしょうね。

でも、どっちにしても、この記事の材料だけでなく記事にも示す反抗的反応はただ反抗的なだけで、別に誰が書いたとしても、”記事がかなりつまらない”にはならないでしょ?
別に記事への反抗が、記事が面白くないとはならないし。。。
(と、いうわけで、なんだかその使われてる心理には、疑惑がありながらも、やはり、記事は”かなりおもしろかった”です。)

けれども、
この記事は、この心理を読む(読まれたのを使う)のは森さんなので、
そして年上の人なので、
その疑惑からへの思いを、
今回使われた女性のマイナスにも見える深層心理を、”深く”、ゆっくり考え、”そうでもないよ。”の結論は簡単には出ません。。(笑)

(簡単に出ないだけじゃなく、もしかしたら、ちきんと考えたら、”そうでもないよ。”じゃなく、 ”そうだね。。。”の結果になるのかな。。<笑>)

(あー、もう、だらだらと長く書いてしまってますよね。。。すみません。。。文章力も、森さんの文章をテキストに勉強させていただきます。。。かなり、時間がかかりそうですが。。。)

他の決断に迷った理由としては、私自身が英語圏で生活していて、私の英会話スクールの事を考える思考回路が実際に英会話を学びたいと思い、英会話スクールに行くことを考える人達とずれてしまってる事ですね。

英会話スクール対象者の心理にずれのある思考で英会話スクールの事を思うのは、難しいです。その難しさは記事の感想を一言で言うのはやはり簡単ではなくて。。。
(多分、この難しさが決断に迷った理由3だと思います。。)

そして、留学する前の自分の事を考えながら読んでいきましたが、私が英語をはじめたのは、(英会話スクールというところに行きだしたのは、)小学4年生の頃で、森さんの英会話スクールに行く人達の心理の解釈を考えるのには、その4年生の心理はあまり役に立たなくて。。。

(ちなみに、行ってたところは、”ECC”ジュニア教室です。(笑顔)中学卒業まで通って、そして中学卒業後、英会話にとても興味が湧いてきた頃に、1:1でネイティブの人とやる英会話スクールに変更したのですが、あまりにも”月謝”が高いので、数回行ったのちに、ホームステイをしているネイティブの人を探して、英会話を習うことにしました。)
<とりあえずは、一人の英会話を勉強する人の道筋です。(笑)>

でも、思うのは、多分英会話スクールを設立するような人達の多くはまずは留学経験者(短期より長期)達で、理由がどうであれ、英語圏でわりと長い間暮らした経験者で、もう、それなりに英語には不自由しない人達で、その人達が、英語に不自由がある人達を対象に英会話スクールを設立するんですよね。。。

記事の中でも書いていましたが、商品の事を考える時間や環境のギャップが本当にマーケティングで鍵になるんだな。。。と、つくつ”く思いました。

感想を一言だけで述べるのに、いろいろ考えて迷いましたが、やはり、今回の記事も、かなりおもしろかったです。(笑顔)

こんなにも長い感想になってしまってどうもすみません。。。
文章のきれいな人、文章力のある人や、話しがおもしろい人、の長い感想は、読んでいても楽しいかったりするものだと思いますが、そうでない場合、意味無く、ただ長いだけのような感想は、辛いですよね。。。

(例えば、私は、森さんの記事に対する他の人の感想には、とても興味があるのにも関わらず、まだ全部読んでません。。。<苦笑>)

最後まで貴重な時間を私の感想を読むのに時間を使っていただいて、ありがとうございました。(お辞儀)

また、今年も森さんからの記事、文章が届くのを楽しみに待っていますね。
それでは、健康には気を付けて、また楽しい日々を過ごしてください。


【お返事】

>今年一番のMMで、そして、多分、かなり前から今回のMMの文章を
>森さんが構想していたような記憶があります。

はい。結構、ティーザー広告 (?) してました (笑)

>とても読むのを楽しみにしていました。
>(上手な”キャッチフレーズ”でしたね。<笑>)

ありがとうございます。
マーケターって、ちょっとコピーライターの要素を持っていなければならないので・・って、意味が違う? (笑)

>それから、今回の記事のアイデアを作ったのかな。。 と、ふと思いました。。)

Wall Street は今は読んでいませんが、コピーの短さと広告効果については、仕事で知っています。

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>今回の記事中には、女性に対しては挑戦的な態度がありますよね?(笑)
>(そして、特に森さんの今回の記事を受け取って読むような女性の層に対して。。。
><笑>)

あっ、いえ、めっそうもありません。
女性に対して挑戦して勝てるわけもありませんし、敵に回したら、女性ばかりのスタッフのシストラットは明日から業務停止です。

>森さんのそのような挑戦的な態度は好きですね。
>いやいや、私は本当にある意味、わくわくしますね。(笑)

ありがとうございます。
ほめられているのは嬉しいですが・・ (笑)

確かに、正直言うと「これ読んで怒る人 (女性) がいるかも知れないよなぁ」と思ったのは事実です (確信犯? (笑))。
理由は2つです。
1つは、ご指摘のように挑戦的な記述と取られかねない部分があったこと。
もうひとつは、同様に「お前に言われたかない」と言われる可能性があること。
また、本質の部分ではありませんが、例として上げた2つとも性的な部分をクローズアップしたので、抵抗感が必要以上にあるのではないか、と危惧もしました。

私は男性ですから、今回はいつもの企業以上に、愛すべき女性へのオマージュとして、あえてそのまま冷静な目で見た女性心理 (いや、男性心理も一部類似しています) を綴りました。
というのも、私は老若男女限らず、一生懸命に生きる人間が大好きなのです。
運良くそのまま成長する人もいますが、一般的に言って「自分探し」という現象は、自分を真剣に、誠実に見ようとすればするほどぶちあたる可能性が高い心理状態です。しかも、頭の良い人間でなければ遭遇することはない成長過程での出来事です。

記事では私見を入れないよう気を配っているので、そのニュアンスは出せませんでしたが、「自分探し」をするような人間を私は尊重、尊敬しています。
1つだけおごりがあるとすれば、年長者として「ガンバレ!!」という声援の視点が背景にあったことは認めます。
だから、私の中では心理解説が「マイナス部分」だとは思っていません。
もちろん、自分だけがそう思っても、相手が同意しなければ何にもなりません。記事に私見を入れなかったのは、そのせいもありました。

>もし、森さんではなく、他の人が書いたのだったら、
>後、かなり若い人が書いたのだったら、

そう言って頂いて嬉しいです。
ただ、こういった記事は「誰が書いたのか」に頼らないようにすべきだという自己規制のようなものがあります。でないと、「私はコンサルタント。だから、みんな信じなさい」みたいになってしまう。この方針は通常業務でも同じです (現実は、受ける側がやはり「森さんはコンサルタントだ」という見方をします)。
タイトルに大きく「コンサルタント」という文字を載せておいて言う話ではないとは思いますが (笑)

>別に誰が書いたとしても、”記事がかなりつまらない”にはならないでしょ?

そうなんです。そう見ていただくと本当に嬉しいです。

>(簡単に出ないだけじゃなく、もしかしたら、ちきんと考えたら、
>”そうでもないよ。”じゃなく、 ”そうだね。。。”の結果になるのかな。。

幾つも可能性は考えられます。アイさんは、それを経験しなかった幸運な人なのかも知れませんし、私の見方が一部でしかないのかも知れません。

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>私の英会話スクールの事を考える思考回路が
>実際に英会話を学びたいと思い、英会話スクールに行くことを考える人達と
>ずれてしまってる事ですね。

良く分かります。で、私も結構苦労しました (笑)
17才でアメリカに行って、大人になった時には英語の壁はすでに存在していなかった訳ですから。
外資系にいた時、調査会社の方に言われたことがあります。
「森さんは、打合せの時も雑談をするときも、英語って使わないんですね。やりやすくって、いいです」

最初、何のことかわからなかったんですが、確かに、外資系の方って、日本語を喋っているときも「おお、それは、森さん、コンプロマイズせにゃあかんよ」とか、英単語がバリバリ出て来るんです。「妥協」って言えばいいのにね。

つい、昨日も、山の手線で大きな声で友人と話している元気な女子大生が難しい話をしているんですが、頻繁に「そうそう、そのカルチャーからいうと・・」とか「フィロソフィカルな部分って大切だから・・」とか、とにかく英単語のオンパレードなんです。

アメリカでの修行が足りなかったのか、小さいときに5年もいたからなのか、原因は分かりませんが、私は日本語を大事にすることを日本人以上に気にしている部分があります。ホモの方達が女性以上に女性っぽい、というのと通じるところがあるのかも知れません。

だから、コンサルタント会社にいた時も、みんなコンセプトを「Sensual Intelligence」なんて、英語で表現しようとするのですが、「森さんどう思う?」と聞かれても答えようがないんです。だって、Sensual なんて言葉、ニュアンスが分からないと「センス」とか「セクシャル」なんて、ちょっとおしゃれっぽいイメージがあるようなんですが、私が見ると「エロ」「どすけべ」みたいなとてもとても企業や商品のコンセプトに使えるような言葉じゃない、という感覚が先に来てしまうので、ものすごい抵抗があります。逆に、「森さん、こういうイメージって、英語でどう言うの?」と聞かれて「Good Being」みたいな、訳の分からない英語になってしまう。

結局、私が出すコンセプトって「かわいくてセクシー」とか「無骨で繊細」といった日本語を中心とした表現になってしまいます。それが、もっとも、自分自身とクライアント担当者の感覚のズレがない言語だからです。

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>(ちなみに、行ってたところは、
>”ECC”ジュニア教室です。(笑顔)

今、西田ひかるがキャラクターで出ています。
人気があるようですよ。

>商品の事を考える時間や環境のギャップが本当にマーケティングで
>鍵になるんだな。。。

同感です。
ギャップって、「金儲けの別名だ」と言い切った方がいましたが、そこまでは言えないにしても、真理はついています。

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>の長い感想は、読んでいても楽しいかったりするものだと思いますが、
>そうでない場合、意味無く、ただ長いだけのような感想は、

正直言って、今回の文章は アイ さんらしくないな、という感じがしました (笑顔)
でも、とつとつと、回り道をしながら、言葉がとぎれながらの感想を読んでいると、理解するのはちょっと苦労しましたが (笑)、臨場感があって、アイさんの本音がきちんと出ている密度の濃い感想だという印象が強いです。

>健康には気を付けて、
>また楽しい日々を過ごしてください。

ありがとうございます。
風邪もなんとかなりましたので、もう大丈夫です。
これからもよろしくお願いいたします。

 <shaさん> 【消極型はどうやって自己探索しているのだろうか】

       「かなりおもしろい」99.1.18

やはり、対象となるものがちょっと離れると評価はランクダウンしてしまいます。
自己探索(破滅型かな?)をしている立場からいえば、そこ以外は身近とも言えるのでここら辺の評価とします。

ちなみに消極型は、具体的にどうやって自己探索しているのだろうか?とちょっと思いました。


【お返事】

>やはり、対象となるものがちょっと離れると評価はランクダウンしてしまいます。

どうも、皆さんそのようです。
今回のコメントの返り数とスピードは (評価の高低とは別に) 今までで最も弱いのです。私の文章構成力の問題もあるのかも知れません。知らない対象をテーマにする限り、どこか工夫が必要なのでしょう。

>ちなみに消極型は、具体的にどうやって自己探索しているのだろうか?

記事でもちょっと触れましたが、人様々な動きをしています。それが、固まると「セックスレスカップル」だったり「精神的援助交際」のような社会現象になります。
資格取得などもその一部ですし (取っておけば安心、という動機の人たちです)、ダイエット以外の目的でフラメンコ等のブームに乗ったり、転職もその一部です。それらが形になっている人たちは幸せな方です。そうでない多くの層は、日常に「不満」を抱えたまま、釈然としない日々を送る、という現象も目立ちます。言葉で言えば「なんか、つまんない」「ふと、将来が不安になる時がある」「出会いってないかな」です。

ここで、話がややこしいのは、大半の方達が「自分は、『自分探しをしているのだ』」という自覚症状がないことです。上に上げたように「なんか、不満」「なんか、満足していない」という「モヤモヤ感」があるだけなのです。


【お返事】

わざわざお答え頂き、どうもありがとうございます

>>ちなみに消極型は、具体的にどうやって自己探索しているのだろうか?

(中略)

>ここで、話がややこしいのは、大半の方達が「自分は、『自分探しをしているのだ』
>」という自覚症状がないことです。上に上げたように「なんか、不満」「なんか、満
>足していない」という「モヤモヤ感」があるだけなのです。

なるほど、それなら納得できます。

 <かれんさん> 【異文化ゴチャマゼで育ってきた世代に足りないこと】

        「かなりおもしろい」99.1.20

「CtheD」、初めて知りました。4月から英会話スクールに行きたいな、と思っていたのに!

「なりたい自分になれ」→街中で外国人と連れ立ってる日本人を見かけると、小さい頃から見てきた外国映画の雰囲気を味わえそうだな、と想像します。英語さえ喋れれば、その主人公になれる=なりたい自分になれる、ような気が確かにする。

異文化ゴチャマゼで育ってきた世代に足りないことがあの雰囲気だと思うのです。
そこに「私を変えるプログラム。英会話CtheD」の言葉はまたしっくりときますね。
それにこの不景気の中で、「安さ」をアピールする言葉は当然すぎて聞きたくないし。

なんだかきちんと纏まりませんが m(__)m 今回の記事での意見です。


【お返事】

>「CtheD」、初めて知りました。4月から英会話スクールに行きたいな、と思ってい
>たのに!

丁度、タイミングが良かったですね。内容もなかなかユニークなスクールのようです。私がCtheDのセールスをするつもりはありませんが (笑)

>の主人公になれる=なりたい自分になれる、ような気が確かにする。

あのコピーとコンセプトの秀逸なところは、その懐の深さにある、と思います。
「今までにない」といっておきながら「じゃあ、今までとどう違うの?」という疑問を持つような (「無責任コピー」と私は呼んでいますが) コピーではない。かといって、きちんとメッセージを伝え、かつ、人それぞれの夢を刺激する。夢が見つからない人も、CtheDでなら見つかるような気がする。

>それにこの不景気の中で、「安さ」をアピールする言葉は当然すぎて聞きたくない

そうなんです。差別化というのは正にそこです。
当たり前、それは当然。・・で、何なの?
という問いにどこまで答えられるか。
ましてや、不景気ではあるものの、価値のないものはタダでもイヤ、という状態ですから、安さだけを強調しても何の意味もない。

価値というのは「品質」だとか、「性能」だとかの絶対価値と、「こういう風に使えばいいですよ」という相対価値に分かれます(ハードウェアというコトバに対して、ユーズウェアというコトバを私は使います)。

「ウェアハウスにカルシウムが入っています」なら、お菓子売場で100円でしか売れないものが、「カルシウム補給の食べ物です。食べやすいようにウエアハウスにしました」なら、その1.5倍近い価格で売れてしまう。

騙すとか騙されないとかいう次元ではなく、そのアドバイス料金として生活者はお金を払っている、という構造なのだと思います。もちろん、お菓子よりカルシウム含有量は多くなければいけませんが (笑)

 <タカハシさん> 【ふと考え始めるきっかけって】

         「どちらともいえない」99.1.20

C the D の事を知らなかったせいか、あまり興味深くない内容でした。
その英会話学校のことを、日立や桃天のようによく知っていればもっと臨場感が有って良かったんでしょうが、全く知らなかったもので。
不勉強でした。

ちょっと思うことを。
最近、いや、かなり前からでしょうか、女性達が元気の様です。
かなり多数の方々が、自分探しの旅に出始めたからでしょうか。
反面、男どもはどうでしょうか。どうも元気が無いような気がしてなりません。

女性の男性化、男性の女性化とも考えられますが、男性がまだ自分を探し始めていないのでしょうか。女性の波に触発されて、俺達もやらにゃまずいと気がつく、そのころには優秀な女性が増え、男性の社会での居場所がなくなるなんてことにならなきゃいいのですが。もっと優秀な男性を発掘して、森さんの会社にも…余計なお世話ですね。

まずは自分自身の向上から始めます。

>>ところが、特に女性の場合、ある一定の年齢に達すると、一気に「重い」の反動
>>が現れます。それまでの人生で、様々な事柄を「重い」として避けてきたため、
>>ふと、「自分って何だろう」と考えると答えが出てこない。

ふと考え始めるきっかけってどの様なケースがあるのでしょうか。また、どんな状態でそうなることが考えられるのでしょうか。娘(まだ生まれたばかりですが)に、きちんと自分を考える人間になって欲しいので、極力早いうちにそのきっかけとかを与えられる環境を作っておきたいのです。(7ヶ月の幼児を捕まえてこんなことを考えるとは、親ばかですね。)

また、そのきっかけを与えることをベネフィットにすることも商品によっては考えられるのではないでしょうか。

「今のあなたに気がついてください。ここに来ると(これを使うと)こうなれます。」

二番煎じでしょうか。

最近、風邪をひきました。
皆様ご自愛下さい。
風邪薬のマーケティングなど考える機会でしょうか。


【お返事】

>C the D の事を知らなかったせいか、あまり興味深くない内容でした。

今回はテーマ選びに失敗してしまったようです。タカハシさんのように、身近でないのでピンと来なかったのが原因と考えています。ピンと来る方には「わかります!」といういつもの熱い反応なのですが、数が多くないのが実状です。もちろん、激辛ではなく、甘甘の記事だったから、というのも原因の一つですが (笑)
次回はカンフル剤(?)として、スクウェア(ゲームソフト)を変更してビールにしました。

>最近、いや、かなり前からでしょうか、女性達が元気の様です。
>かなり多数の方々が、自分探しの旅に出始めたからでしょうか。

コンサルタントという仕事をしていると、その傾向がはっきりと実感できます。
分かりやすいところでは、グループインタビューという調査手法です。これは、座談会のように、一定の質のグループを6-7人集めて、意見を聞く手法ですが、20代女性と20代男性のグループでは盛り上がり方が全然違うのです。同じテーマなのに女性グループはバンバン発言が出てくるのに、男性では黙りこくってしまう。
もう、かれこれ、こんな傾向が15年も続いています。

>女性の男性化、男性の女性化とも考えられますが、男性がまだ自分を探し始めてい
>ないのでしょうか。

自分探し、というのは、原因ではなく結果だと考えています。
古い時代の女性、例えば神田川の時代は「女性は男性に従うもの」という価値観がまだ残っていました。ところが、アッシー君、ミツグ君という存在が出てきて、やってみると本当に男性がついてきてしまった。ましてや、ワンレンボディコンを着ていると、男性が寄ってくる。選り取りみどりだと気がついてしまった。
それまでの女性と違い、「やれば(今まで無理だと思っていたことが)できるんだ」と気がついた、というわけです。それなら、やる気が出てきますよね。元気にもなります。

ところが、男性と違い、お手本がない。
いや、あるにはありますが、中ピ連だったり、キャリアウーマンだったり、何だか、肩ひじ張ってバリバリと余裕がない。これでは、目標にも参考にもならない。

さて、どうしよう・・・

「自分探し」というのは、こういった「先駆者としての悩み」という側面があります。
「これしかできない」というのなら、何も考えずにパワーを集中すれば良いわけですが、「何でもできる。でも、何をするかは自分で決めなさい」と言われているようなものです。慌てるのは当然です。

男性の場合、お手本は幾つもあります。
でも、そのどれもがピンと来ない。
価値観が単一ではないわけですから、あれはあれはですごいけど、自分はやりたくない。では何をするか、というと見つけられない。
女性と一見酷似していますが、「やればできそう」というのと「どうせできる。何とかなるだろう」という心理背景では、現れてくるものが全然違います。

ましてや、年齢に対する価値基準が、昔ほどではないにしても、男性と女性では捉え方が違います。いや、結婚がどうだという相対的な話ではなく、年齢が上がると「美」という価値が減少する、という「恐れ」があるのとないのとでは、行動パターンは異なるのです。

女性にとっての「美」は、異性にもてる、もてない、という次元より、「自分に対する自信がある、ない」というもっと内的な価値を持っているから、なおさら真剣です。あいまいではあるにしても、期限がある中での行動と、ないものとでは、「今」を生きる真剣さが違うのは想像に難くないですよね。

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>ふと考え始めるきっかけってどの様なケースがあるのでしょうか。また、どんな状
>態でそうなることが考えられるのでしょうか。

これは、本当に千差万別です。個人によってきっかけは様々です。また、「気がつく」といっても、「自分って何だろう」という明確なコトバとして出てくるのではなく「何だかモヤモヤしている」「毎日が物足りない」というあいまいな症状の場合も多いので、具体的にこれ、と言い始めるときりがありません。

汎用的な言い方をすると、「今まで楽しかったことが、どうも楽しくない。変だ」ということから、「おかしいな」と思うケースが目につくのは事実です。だから、「楽しいことを探さなくちゃ」と思っているうちに「何故、楽しくなくなったんだろう。なぜ、充実感がないんだろう」と考えるようになる。典型的なパターンの1つです。
対象は、クラブで騒ぐ、友人と一緒にいる、彼氏とデートする等、なんでもありです。

>かを与えられる環境を作っておきたいのです。(7ヶ月の幼児を捕まえてこんなこ
>とを考えるとは、親ばかですね。)

いえいえ、私も娘がいますので、タカハシさんのお気持ちは分かります。
私の場合は、「『自分探し』は成長過程のひとつ」として見ているので、相手に任せよう、という気持ちがあります。ですから、特に、何もしていません。
ただ、親として、いろんな選択肢を見せる、1つのことに没頭することの楽しさを1つでもいいから知る、ということには気をつけようと思っています(こんなことを知ったら「あなたは仕事ばかりで何もしていない」とヨメさんに叱られそうですが (笑))

>二番煎じでしょうか。

現在の需要と供給の現状から見ると、まだまだ、何匹もどじょうはいると思います。

>最近、風邪をひきました。

今日の新聞で、インフルエンザで80人が死亡したとか。
私も40度の熱が出たので、ひと事ではありません。
タカハシさんもお気をつけ下さい。

>風邪薬のマーケティングなど考える機会でしょうか。

そうですね。
実際は、薬事法がうるさいので、かなり難しいプロジェクトが多いのが実際の所ですが (笑)

それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。

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