読者の声 : 2000.6.8号 (7/9)

励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。

他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。
原則として、原文を掲載しています。新しい声から順番にご紹介しています。

それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。
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この色は皆さんの声 (お返事付) この色は皆さんへのご意見です
この色は皆さんの声 (お返事なし)

自分自信の舞台裏2 - あれから1年後の「私はこう見る」
     【「私はこう見る」メールマガジン】 99.11.1 掲載

 <西脇さん> 【何かが足りなかった気が】
        「どちらともいえない」99.11.15

今回のものは、いまひとつ、ピンとくるものというか、ずばっとくるものというか、森さんらしいところ?うーん、なんだか良く分からないけど、何かが足りなかった気がします、私にとっては。

決して自分自身の内輪ネタだからと言う訳ではないんですけどね。TVで良く見る内輪(楽屋)ネタも背景を知らなくても面白いときは面白いです。
めったに無いですけど。

思えば、第1弾のときにはえらく感動したものです。
西脇が購読を開始して3通目のことでした。
「うわーこんなこと考えてる人がいたんだ、さすがだなぁ」と。
これが当時の西脇にとって面白くないor興味の無い記事が配信されても、解除をしなかった大きな理由になってました。
(といいつつアンケートには答えなかった気がする…)

私は結構な数のメールマガジンを購読していますが、そうですね、森さんのおっしゃるとおり、3回つまらないと、解除に走ります。

かといって、特につまらなかったわけでもなく。
やはり、そう言えばどうなったのか、は気になりますし。
ということで、「どちらともいえない」です。


【お返事】

> 思えば、第1弾のときにはえらく感動したものです。

> 「うわーこんなこと考えてる人がいたんだ、さすがだなぁ」と。

西脇さんの場合はやっぱり成長したのだと思います。
もちろん、導入戦略より成長戦略の方が地味だと、要因はあるとは思いますが、直接お会いすることも多いので、特にそれを感じます。

 <境さん> 【そう考えると評価は「かなりおもしろい」(笑)】
        「ややつまらない」99.11.12

読者10000人達成ですか。すごいですね。
おめでとうございます。

思い起こせば前回の「自分自身の舞台裏」はとてもショッキングでした。
それは自分の選択が森さんの予想上にあった事。その予想した行動を自身の目標の達成に繋げられた事。

そしてその行動が「まったくの自然」ではない事を、グリム童話の「太陽と北風」に例えて返事の中で説明して頂いた事を、とても感激して読んだ憶えがあります。当時の記事の面白さの重要な要因に「驚き」があったと思いますが、それはマーケティングの知識が無かった事はもちろん、森さんの実力と論理性を知らなかった事も大きかったと思います。

お蔭様で森さんの記事に1年間触れた結果、今回の記事ではほとんど驚きはありませんでした。唯一小説や映画に近い感覚でストーリーが作られてあった事が新しい発見だった事ぐらいでしょう。

今回の記事は私にとっては、森さんが1年間書かれた記事のメルマガとしての意図の答えあわせだったように思いました。もしかして創刊2週間で「自分自身の舞台裏」を書かれて、1年後の検証を予告された時から、読者の理解度を決定的に計るのが目的だったんですか?そう考えると評価は「かなりおもしろい」になりますね(笑)。

これからもしばらくは成長期の後期など寂しい事言わないで、もっともっと刺激的な記事を期待しています。ありがとうございました。


【お返事】

> 読者10000人達成ですか。すごいですね。
> おめでとうございます。

ありがとうございます。
でも実感がわかないと言うのが本音です。
一人一人の顔が目に浮かぶインターネットだからでしょうか。

> そしてその行動が「まったくの自然」ではない事を、グリム童話の「太陽と
> 北風」に例えて返事の中で説明して頂いた事を、とても感激して読んだ憶え
> があります。

おかげさまで、あれから「太陽と北風」の話はいろいろなところで例にしています。
私のお気に入りのレパートリーになりました。

> お蔭様で森さんの記事に1年間触れた結果、今回の記事ではほとんど驚きはあ
> りませんでした。唯一小説や映画に近い感覚でストーリーが作られてあった
> 事が新しい発見だった事ぐらいでしょう。

それは境さんが成長した証拠でもあると思います。
コメントを書く作業というのは意外に手間取るし、頭の整理にかなり役立ちます。
それを1年間やってきたのですから。

もうひとつは、ずっと触れてきた記事だからというのもあります。
何気なく触れているものではなく、「色んな計算があるんだろうな」といった意識で読むのとでは心の準備が違います。

最後に、マーケティングというのは育成戦略より、導入戦略の方が動きがあっておもしろいのです。
工夫はしたつもりでしたが、そのことが記事にそのまま反映されてしまったのも見過ごせない原因です。

> もしかして創刊2週間で「自分自身の舞台裏」を書かれて、1年後の検証を予
> 告された時から、読者の理解度を決定的に計るのが目的だったんですか?

そうだ、と言いたいところなんですが (笑)、良く意味が分かりませんでした。ごめんなさい。

 <星川さん> 【戦略解説編】
        「かなりおもしろい」99.11.11

先ずは1万人達成おめでとう御座います。
今回はこれまでの戦略解説編でしたね。納得しながら拝読しました。

>■□■■
>□■□■ 当たり前のことを当たり前に。ただし、徹底的に
>■□■■
>
>「私はこう見る」の成長戦略ポイントは、記事の質を高める製品戦略と申し込
> みをしやすく、たくさんの人の眼に触れる流通戦略の2つに他なりません。

ROMをしていたということは、しっかり拝読していたということです。
そこには「良いもの」であることとの他に、
 
 ・お約束通りの期日に

という期待に答えていただいたことが大きな要因でしょう。
とかく、期日通りに配信されないメールマガジンも少なくありません。中には不定期なんてのもありますが、論外です。最初から届かないかもしれませんよなんて宣言しているようなもんです。

その中で、メール受信をする前から今日は必ず届いているという期待を持たす事とそれに確実に答えることがファンを増やすことにつながったのでしょう。この期待をもたすことについては製品戦略通りですね。ですから、期日通りに配信する事とは流通戦略でしょうか。

 ・お返事はすばやく確実に

これも、インターネットの双方向性をしっかり利用した点で評価できます。一度、この味をしめますと、止められません。

>「良いものを作れば売れる訳ではない」
> と良く言われますが、その半数以上は次の3点のどれかが原因です。
>
>  ●「良いもの」の定義が違っていた
>  (技術者から見た良いものと、生活者の良いものが違う)
>  ●基本は、実行しているものの、中途半端だった
>  (マーケティングの基本思想は「当たり前のことを当たり前にする。
>   ただし、徹底的に」です)
>  ●成長期でもないのに成長期の戦略を実行してしまった

このフレーズと、何故か日産とトヨタがダブって見えてくるのは気のせいでしょうか。
この辺についても、突っ込んで頂きたいですね。

ドキドキ・ワクワクするからおもしろい。
こんな考えもあるんだね!意外。
これからもこんな記事を楽しみにしています。


【お返事】

>  ・お約束通りの期日に
>
> という期待に答えていただいたことが大きな要因でしょう。

それは正直否定できません。
ただ、あえて戦略的な位置づけにしなかったのは「約束を守るのは当たり前」という意識があったからです。
結果的に他のメールマガジンよりも優位になったとはいえ、それは私が優れているのではなく、他がそうでないというだけなので、お恥ずかしくて記事にできませんでした。ただ、お休みが多くなったとはいえ、期日までに記事を仕上げる努力は相当しているつもりです。
そこを指摘してくださった星川さんには本当は感謝なのです。

> この期待をもたすことについては製品戦略通りですね。ですから、期日通り
> に配信する事とは流通戦略でしょうか。

ご明察です。

>  ・お返事はすばやく確実に
> これも、インターネットの双方向性をしっかり利用した点で評価できます。
> 一度、この味をしめますと、止められません。

この点については申し訳なく思っています。
ただ、お返事ができないときは、星川さんにお送りしたように「ごめんなさい。今お返事できません」メールは、いつものようにできるだけ速いペースでお送りするようにしています。

この点は戦略的な部分とたまたま合致していますが(ターゲットのニーズを考えて行動する、という点で)、パソコン通信時代から数えてネット年数10年という経験があったからこそだと思います。
メールを送る側、受ける側双方の気持ちが分かると言い換えた方が良いかも知れません。
そして、この「古い価値観やマナー」がたまたま、なかなか返事を出さない・まったく出さない、という方々が多い中で、目立ったという事だと思います。

> このフレーズと、何故か日産とトヨタがダブって見えてくるのは気のせいで
> しょうか。
> この辺についても、突っ込んで頂きたいですね。

クルマについてはいつか記事のテーマにしたいと考えています。
ただ、クルマはパソコン以上にマニアが多く、本業でもやりにくいプロジェクトのひとつなので、料理の仕方を考えている最中です。

 <secondstageさん> 【「導入戦略」のような戦略】
        「かなりおもしろい」99.11.10

特に今回の記事と前回の「導入戦略」は、興味津々でした。なぜならば、自分の会社に採用活動の一環としてメ−ルマガジンを使うべきだと言うことをこれから言うつもりだからです。といっても、自分はまだ内定者という身分ですが・・

提案するからには、自分で試作版を作ろうと思っているので、「導入戦略」のような戦略を今考えているとこです。とにかく中身で差がつくようなものにしたいです。「どうすれば、みんなが読んでくれるのか?」

物事をただ漠然とするのではなくて、そこになにかしらの理論なり、筋道なりを作ると言うことは案外難しい気がしました。つまり、意識するということ。ただ漠然とであっても、なんとなく「もの」ができてしまうからです。そうではなくて、意識して、ものごとを作っていくということは、チたからかもしれないけれども、難しいです。今の自分は「意識する」ということを意識しています。


【お返事】

> 「どうすれば、みんなが読んでくれるのか?」

はい。この姿勢は大正解です。
たまに、ホームページなどで「メールがなくてやる気が出ないので、メール下さい」といった押しつけ販売 (?) のようなものを見かけますが、それは逆なのだと思っています。つまり、返事がないのは自分がそれに見合ったものを提供していないからです。

実際、メールマガジンの記事でもコメントの多い記事と少ない記事が極端にあったりします。その数だけでも読者の評価の高低が分かるというものです。
ちなみに、正確な数字ではありませんが、前回の「企画書の書き方」は最低数でした (笑)。痴漢の最低記録を塗り替えてしまうほど。
・・・お恥ずかしい (^^;

> 今の自分は「意識する」ということを意識しています。

大事なことですよね。
自然体というのは最近の流行で、それも大事ですが、PIの記事のように「しっかりと意識して、自分は何をしているのかを把握する」のはもっと大事なことだと思います。特に、secondstageさんのような若い方ならなおさらでしょう。

それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。

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