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「ヒット商品を最初に買う人たち」森 行生著
(ソフトバンク・クリエイティブ 160ページ 700円)
2007年3月17日刊行

【アマゾンのマーケティング部門1位になりました(2007年4月6日現在。総合順位からの換算)】

丸ごと一冊「イノベーター」の本

ヒット商品は商品を買う消費者がいて初めて成立します。しかし、「開発秘話」はあっても「買う側」の視点で書かれた本はありませんでした。

一方、「新商品を最初に買う人たち」は「イノベーター理論」としてマーケティングの教科書には必ず紹介されています。しかし、ほとんどが数10ページ程度しか解説されていません。

本書は「イノベーターについて『だけ』の本」でしか書けない深いところまで徹底解説。第5章の「ダブルイノベーター理論」ではイノベーターの新しいカタチを初めて公開。

初心者にも分かりやすく、中級者にも面白い新書ならではの視点で、豊富な事例とともに著者のノウハウをさらけ出します。


目次
第1章 最初に手を出す人たち
中年男性は「ヘルシア緑茶」を買ってない
ゲームオタクには相手にされなかった「ニンテンドーDS」
「iPod」は二流のオーディオ機器
環境問題と少子化には関係があった?

第2章 ヒットを作る「イノベーター」たち
ヒットの仕組みを説明する「イノベーター理論」
女子高生≠イノベーター
マニア≠イノベーター
マニアとイノベーターの心理的な大きな違い
最初はイメージ最悪だったミニバン
好奇心のイノベーター
年齢ではなくライフスタイル
「意識のピラミッド」でイノベーターを見分ける
「知識」「好奇心」「可処分所得」「常識知らず」「自己表現」

第3章 ヒットの寿命もイノベーター次第
プロダクトライフサイクル
商品の寿命の予測は難しい
イノベーターが離れていった商品は衰退する
イノベーターに見捨てられたファミレス業界
客層が荒れ始めた「スターバックス」
2ちゃんねるからイノベーターが逃げていく
離れていったイノベーターはどこに行くのか?

第4章 ヒットを狙う企業の戦略
「電車男」が出版を買えた?
ブログで予想外のヒットになった「時をかける少女」
ヒットの寿命を延ばす「クチコミの力」
革新人間には規格を訴求する
「上澄み」から大市場にもぐり込む「スキミング戦略」
ペネトレーション戦略で成功した資生堂「Tsubaki」

第5章 ゲームのルールを変える革新型イノベーター
ゲームにはルールがある
ゲームのルールを変えた「ペディグリー・チャム」
インターネットのイノベーターが育てたデジタルカメラ
ルールが変わるタイミング
ソニーがiPodに勝てない理由
革新型イノベーターの見つけ方

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